解離性同一性障害の彼女と僕
 
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いじめや虐待を受けていないのに、解離性障害と診断さ れる場合


DIDの方の多くが、幼少期に虐待やいじめを経験していますが、
そういった経験がなく、解離性障害だという方もいると思います。


実際、このサイトから、メールを下さる方でも、
いじめや、激しい虐待をうけたことがなくても、解離性障害と診断されたり、
明らかに人格が分かれている方が います。


虐待やいじめの記憶を丸ごとなくしてしまっている。ということも十分考えられますし、
もしくは、はっきりとした虐待でなくても、
愛情がない親、またはゆがんだ愛情を持った親に、
精神的に支配されながら育ってしまうことで、
解離性障害を発症するケースもあるようです。


個人的な意見が多いのですが、次のような違ったケースもあるのではないでしょうか。


解離というのは幼い子供ほどしやすく、また、解離は1度覚えてしまうと、
ますます解離しやすくなるそうです。
(ここでいう解離は、痛みを全く感じなかったり、人格を形成するなど、重度なもの)
生まれつき、解離しやすい、暗示にかかりやすい、といった個人差もあるようです。


解離することを全く経験したことのない人と比べて、
幼いころに一度でも解離するということを、
経験し、習得(少し言い方がへんかな?)したひとは、
大人になってからの、その解離のしやすさも、
全く違うのではないでしょうか。


大人になってから、例えば、同じトラウマ体験をしたとしても、
解離を覚えている人は、解離しやすいし、
解離をしたことのない人は、解離しにくいように思います。


先天的に解離しやすく、幼少期に、単発的にしろ、解離するほどのトラウマ体験を経験して、
解離を覚え、解離しやすいからだになったひとが、
成長過程や大人になってから、解離せずとも耐えられるレベルの、トラウマ体験に対して、
無意識に解離することで、対応してしまう。


そんな風に、解離せずに受け止めれば治せるはずの傷を治せず、
生々しい心の傷が増えていく。
自分が自分でない感覚などの解離症状が、どんどん強くなっていく。
そんなことも考えられますよね。

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