〜 解離性同一性障害の彼女と僕〜
 
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交代人格ななみ ちゃん 自殺願望の強さ

こ こでは彼女の人格のひとり「ななみちゃん」を紹介します。
な なみちゃんは、12才の交代人格です。


な なみちゃんが言うには、交 代人格と いうのは人格を交代するときに
橋 渡しをする役目の人格だそうです。
僕 らがそう呼んでいるだけで専門用語ではありません。


あ るコが表に出ていて、別の人格と交代するときには
表 に出ているコがななみちゃんに声をかけます。
な なみちゃんが交代するコにそのことを伝え交代したりするらしいです。


い つもいつも、ななみちゃんを仲介するわけではなく

直 接交代するときの方が多いようですけどね。


先 日、表に出ていた人格のコが

「疲 れてきちゃったから基本人格に代わるね〜」
と 言って、目をつむって代わろうとしますが
交代するのにとても手こずっていました。



交 代して出てきた基本人格のコはなかなか交代できなかったみたいで
な なみちゃんから声をかけられた、と言っていました。
な なみちゃんは、交代をスムーズにさせる役割のようです。


そ のとき彼女はななみちゃんの声と姿をかんじたようで
お かっぱ頭の小さいコだったと言っていました。


話 しは変わりますがあるとき、
彼女がフラッシュバックに襲われ、気を失いました。

フ ラッシュバックというのは過去のショックの大きな体験を
心 の中で疑似体験してしまうものです。


彼 女の場合は、両親から受けた虐待のフラッシュバックがほとんどです。


現 実にはそれは今起こっていなくても、
フラッシュバックに会っているときの彼女は

実 際に父親殴られるなどの体験をして、
強烈な恐怖と痛みを感じているのです。



パ ニックになってどこかへ行ってしまうこともあるので
手 をおさえつけて声をかけていました。
気 を失っていた彼女が目を覚ましそのとき出てきたのが、ななみちゃんでした。


は じめ、おさえつけている僕をみて、怖がり泣き叫んでしまいました。

僕 はあわてて怖くないよと、できる限り優しく声をかけました。


し ばらくして落ち着き、少し話をして僕にもなれてきたななみちゃんは
た いそう生意気な女のコでした(笑)


な なみちゃんは、人格の中では珍しく自分が多重人格てあることを
き ちんと理解しているコです。
ほ とんどの人格、特に幼いコのほとんどは多重人格のことは理解していません。
し ばらくななみちゃんと話していました。


「あ たしにあえるなんて、おにいちゃんついてるよ〜。
  たまにしかこっち来ないんだから。
  あたしは交代人格だからね」

「そ うなんだ。交代人格って何なの?」

「交 代人格も知らないの〜?おにいちゃん頭悪いな〜」


と か、こんな会話をした記憶があります。生意気なコでしょ(笑)
な なみちゃんは、みかんがすごく好きです。
み かんが食べたいとうるさいので一階へとみかんを取りに行きました。


帰っ てくるとななみちゃんが縄跳びを首に巻いて
必 死に自分の首を締めていました。


僕 はあわてて止めました。ななみちゃんは、別に悲しそうでもなく、
辛 そうでもなく無邪気に笑っています

「な んで死んだらいけないの〜??」

と、 花の名前か何かでも尋ねるのようにいいます。
彼 女たちの心の傷の大きさと、
自殺願望の根強さがうかがえた出来事でした。


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