〜 解離性同一性障害の彼女と僕〜
 
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2009-8-26 DID、診察日


昨 日は診察日でした。
先 週も病院にかかって、次の診察日も来週です。
こ こ最近彼女の状態がとても不安定で、普段は三週間に1度の通院が、週一になっています。

た だ、不安定といってもむしろ落ち着いているときのほうが多いくらいで、笑顔もいっぱい出て、元気そうな彼女。

た だ、ほんのちょっとしたきっかけで、一気に一瞬でどん底になってしまう。
ほ んのりしあわせで穏やかな気持ち、そんな落ち着いた状態から一遍、絶望のどん底に落っこちてしまう。絶望的で、死んでいるほうがましという心理状態。
実 際、「死ぬから出て行ってくれ」なんて言葉がでてきます。

こ の状態になると、もう、僕から見たらすぐそこに死がちらついて見えてしまいます。
自 殺未遂をしてしまうんじゃないか?悪ければ本当に死んでしまうんじゃないか?
元 気そうに見えても、不安手な綱渡りをしているようなかんじです。



さ て、更新がずいぶんひさしぶりになってしまいましたね。
チェッ クしていただいていた方申し訳ありませんでした。

理 由は、引越しをして一ヶ月くらいネットが使えなかったり、僕のバイトのシフトが以前の倍くらいになってちょっといっぱいいっぱいだったもので、日記をつけ る余裕がなかったとか、そんなところです。
あ と、この日記が彼女とのけんかの種になってしまうことがしばしばありまして、それがかなり大きいです

で も、日記を書いていないにもかかわらずメールを下さる方などもいて、更新してほしいですなんて言葉をいただいたりして、いやほんと嬉しい限りで、だいぶや る気がでました。ありがとうございます。




2009-8-26 フラッシュバックを抑える方法


昨日の診察のときフラッシュバックを和らげる方法を教えてもらったので紹介しようと思います。とっても簡単な方法でした。

自分一人でも一応できると思うけれど、基本誰かにやってもらうのがいいです。というか状況的に自分でやるのは困難な気がしますが。

こんなかんじです。

1、目の前に、人差し指を一本立てて指を見てもらう。
2、顔を動かさずに指だけを見るように言う。
3、指を左右に1メートル幅くらいで動かす(けっこうはやく)。往復20回くらい。
4、深呼吸をしてもらう。

これを何度も何度も、20回とか繰り返す。やればやるほど効果がある。

Rなんちゃらかんちゃらとかいう、アルファベット4文字の名前の方法で、アメリカではわりと使われているらしいです。

なぜこれが効果があるのか?というのはちゃんと分かっていないそうなのですが、フラッシュバックになっているときは過去に入り込んでいるから、それを、目 を動かすことで、現実に立ち戻ることができる、みたいなことをおっしゃっていました。

過去に入り込んで恐怖心でいっぱいになっているときなどは、体をぐっと硬直させて、目線が一点に集中しているような状態になりがちですが、それが良くな く、その状態でいると、ますます自分の過去の中に入りこんでいってしまうそうです。

昨日の診察では、主治医が父親と重なってしまって、診察室に入ったときにはもう彼女は恐怖心でいっぱいで、がたがた震えていて、主治医がこれをやりまし た。

このときは10回くらいやって、主治医の
「最初の恐怖心が10だとして、いまはどのくらい?」の質問に、
「5か6くらい」と答えていました。

これは、そのときの恐怖心を抑えるだけではなく、その後のフラッシュバックに襲われたときの免疫てきなものも強くするらしく、次にフラッシュバックに襲わ れたときにも耐える力がつくそうです。

だったら普通の状態のときでも、日常的に繰り返しやったほうがいいのか?と聞いたら、そういうわけではなく、あくまでフラッシュバックを起こしているとき だけにやるものだそうです。


追記

ごめんなさい、この治療法は、基本的に、
専門家の助けを必要とするそうです。
詳しくはこちらのページに書 きました。


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