〜 解離性同一性障害の彼女と僕〜
 
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2008-10-31

こないだ病院を休んで薬不足に 悩んでいた彼女。
昨日、予約なしで急遽病院に言ったにもかかわらず
薬をもらわずに帰って来た。
病院にいくだけでいっぱいいっぱいで、
診察のときにそこまで頭が回らなかったらしい。
S先生も忘れてたんですね(^_^;)








2008-10-30

朝 5時に家を出て、一人病院へと出掛けていった。
俺が夜バイトから帰って来ると
彼女は帰って来ていてよく寝ていました。
置手紙がおいてあって
「2日か3日ね てないたべてないだったから
少しみんざいおおめにのんでもしねちゃってたらごめんね。
つかれてるとおもうからゆっくりごろごろしていてねー」

携帯のむかしの写真を見ていて、
最近はちっちゃい人格になることはほとんどなくなったな、と気づいた。
半年とか1年とかでてないんじゃないかな?

以前は しょっちゅう赤ん坊くらいになっていたものだけど、
今は5才のまよちゃんというコ以外はぱったりでてこない。
彼女の人格は数の上では9割はちびっ子人格で しめられているから、
このコらに交代しないってのは本当に交代が少なくなった。
 








2008-10-29


今日はとても悩んでいる。
悩んでいて落ちつかない、眠れない様子です。
食事が全く取れていない。










2008-10-23の 追記 言葉のすりこみと言葉の難しさについて


俺がこの日彼女に言った
「○○がこんな状態なのに俺が一緒におらんとしゃあないやろ」の言葉

この言葉は彼女には
「俺が自分と一緒にいるのはしょうがないから。しょうがなく一緒にいてくれている」
という風に受け止められてしまっていた。
もちろん全くそんな意味ではないです。言葉って難しい・・。
誤解を解こうと話をしたがどうしても納得させられない。
「俺は○○の彼氏で、○○がこんな状態でピンチなときに一緒にいるのは当然じゃないか。
しょうがないから一緒にいるんじゃなく、一緒にいるのが当然だと言 う意味だ。」
と、要約するとこんな感じに説明した。実際はもっともっと話したと思う。
それでも納得させられなかった。

ひとつの言葉が、まるで絶対的な神の言葉か何かのように刷り込まれてしまうように見える。
このときの俺の「一緒におらんとしゃあないやろ」の言葉は、
「俺はしょうがなく自分と一緒にいてくれている」
という意味で完全に刷り込まれてしまってい て、
それはそれを言った当人である俺の言葉をもってしても覆すことが出来ない。
その刷り込まれた言葉でこれからずっと苦しんで悩んでいくのだろうか。

3年も付き合っているので、今まで俺から刷り込まれた言葉は膨大だ。
そのひとつひとつに悩んで苦しんで考えて、答えを探している。
その苦しい想いを俺に話 してくれるのだが、どうにも解決できない。
俺が1年前2年前になにげなく言った言葉達に苦しんでいる。
その言葉を今訂正してみても、彼女の中では訂正でき ない絶対的な言葉になってしまっている。

そして俺からの言葉なんか以上に強く強く刷り込まれているのが、両親からの言葉だ。
神か何かの絶対的な言葉のようなものとして
深層心理の奥の奥まで刷り込まれているように見える。
それも、彼女という存在を根本から否定するようなひどい言葉ばかりだ。









2008-10-28


もうここしばらく一歩も外に出 てないなと気づき、
天気が良かったので車に乗っけて少しだけドライブをした。
のっているだけとはいえ、途中「疲れた」とこぼしていた。
今の状態じゃあしょうがない、というか当然だと思う。
帰って来てからけっこう元気になった様子だったけど、
小一時間するといつのまに元気がなくなっていた。
うつ状態?というより悩んでいるかんじ?ひどく不機嫌そうだった。
さっきまで元気にしていたのでその変化に俺のほうがテンションがついていけなかった。
元気な顔が見れていて少し安心していただけについていけなかった。

でも、状態が悪くなるときと言うのは急なものだ。
俺自身そうだ。いつもいきなりおかしくなったりする。
当人でもそうかんじるのだから、
周りから見たらそれはなおさら急変したようにみえると思う。
しっかりそこを頭に入れておかなくちゃいけない。
何度も経験しているのに、実際のところちゃんと認識出来てない。
彼女はまだ状態が不安定だ。

少しよくなっ てるように見えても、一歩落ちたら、
あっという間にどん底になるような不安定な状態だ。
ちゃんと分かっていないといけない。

夜、俺がしばらく出掛けて、
ただいま〜と帰って来たとたん、話が始まった。
ココ最近色々悩んで考えて、話したいことがたくさんあったらしい。
ほとんど一呼 吸の間もあけることなく話し続けた。
よくこんなに話ができるなと感心してしまう。
でも俺は体力気力とかなり低下気味で話を聞くのが精一杯で、ただ聞いてい た
。話を聞くというのはそれだけでけっこうな気力を消耗するらしく、
4時間くらいたったところで俺がおかしくなった。動けなくなった。
体のどこにも神経が 伝わらない。

「聞いてる?」の問いに「ぅ・・・ぁ」とかしか応えられない。
で、気持ち悪くなって吐いて、眠剤飲んで、寝かしてもらって寝た。
ちゃんと話を 聞きたかったけどこんなかんじで情けないことになった。










2008-10-27


今日は診察日でしたが、やっぱり行けませんでした。
体力的に今は無理です。まだお風呂に入るとかの体力がありません。
昨日よりは体調ややよくなった様子。
「むかしのことをよく思い出すようになった」
「お兄ちゃんからうけてきたことがそれが愛情の形なんだとまちがってうけて、
性癖もおかしくなったと自分で気がついた」そうです。
食事は、コンビニのおそばを一人前食べました。









2008-10-26


昨日より具合が悪そう。
本人も昨日より体調が悪いと言っている。
「昨日はよくなったと思ったのに」

日中はずっとベッドにいたけど眠れない様子。
しきりに「こわい」と言っています。「こわくて眠れない」
何かに腰やら肩やらをとんとんと触られるような感触がよくあるそうです。

食事は、焼きうどん半人前を一食。
「明日病院どうしよう」と心配しています。
「うん、どうしようね。。いや、てか無理だろう」と俺。

病院に行くには朝5時くらいに出発しなきゃならならず、
帰って来るのは夕方になってしまいます。
往復8時間の運転です。かなりの重労働なんです。

ついでですが、夜になって俺のほうがむしろ体調がすごく悪い。
うつ状態。って言っていいのかよく分かりませんが。
体中の筋肉に神経が上手く伝わらない。
そ のせいで体中に力が入らず、ひどく身体が重くだるい。
顔の筋肉も硬直してしまってひどい顔だ。超無表情。笑えそうにない。
しゃべるのも歩くのもおぼつかな い。体がおかしい。居るだけで肩で息をしている。
疲れる。辛い。横になると体の重さをもろに感じて布団にからだが沈み込むような感触。
気休めと思って飲ん だデパスとドグマチールが効いたのかなんなのか飲んで1〜2時間で劇的に状態が回復する。










2008-10-25

昨日はほぼ一日中寝ていた。
眠れていた微妙だけどとにかくベッドでずっと横になっていた。
今日も15時頃まで寝ていた。

おきると、うつ状態はだいぶよくなったように見える。
テレビを見て笑ったり出来るようになった。
少し部屋を歩き回って疲れていた。
お風呂に入ったりする体力はないそうです。










2008-10-24

昨日の深夜から今(14時くら い)まで眠っている。
久しぶりに充分な睡眠が取れている様子。よかった。
あと食事が取れて、鬱状態から抜け出せればと思う。

最近の具合の悪さは、解離の症状というより鬱状態っぽい。
そういえばここ、ここ数日間人格が交代している様子がない。
こんなに長い間同じ人格でいるのはすごくめずらしい。
普段は一日に2,3回は交代している。
具合が悪いから交代しないのだけだろうか。
人格交代は本人がコントロールできるわけではないが、
ある程度その場の状況にあわせて出来る。

例えば友達と会っているときに
突然ちびっ子人格になってしまうようなことはまずないと思う。

以前眠たくてしょうがないのに寝付けない辛い状態のときに
5歳の子に交代に交代してしまった事がある。これは例外でめずらしいことだった。
最初は眠たいよ 眠たいよといって泣いていたけど、
しばらくすると泣く気力もなくなって動けなくなってしまい、
半分白目むいたような感じでひどく苦しそうだけれど、
意識も あるのかないのか分からないような状態で
彼女の精神がぶっ壊れてしまうんじゃないかと思うようなときがあった。
たぶんその5歳の人格のコに
「眠たくてしょ うがないのに眠れない」という苦痛に耐えるだけの精神力がないのだろう。
このときはなぜか交代してしまったけど普段は苦痛で辛い状況にあるときは、
それに ある程度耐えることの出来るコがでているように思う。


深夜に基本人格のコが2〜3週間ぶりに出てきた。








2008-10-23

昨夜は全く眠れなかったよう。
食べ物も食べていないよう。
衰弱していて疲れ切っている。体力気力ともに限界になっている。
S先生(主治医)と話したがっているがつながらない。


S先生と電話で話せたよう。
ひどく落胆している。

「もう通院はやめるかもしれない」
「解離のひとが自殺する気持ちがよく分かる」
「もうあきらめたほうがいいのかな」
「病気になった自分が悪い。親の言うとおりだ」とのこと。。


夜になって数時間眠れた。
おきるとひどく鬱状態になっている様子。
体育すわりで毛布を頭からかぶってうつむいたまま動かない。
「解離なのに生きててもしょうがないのかな」
「殴られてきたのは自分が悪い。自分が悪いから殴られた」ぽつりぽつりと話す。
自分と一緒にいるとしんどくなるから実家に帰りなみたいなことも俺に言う。
「○○がこんな状態なのに俺が一緒におらんとしゃあないやろ。
一緒にいても何も役になってへんかもしらんけど。」と俺。
今は具合が悪いから悪い方にしか考えられなっている。
元気になるから大丈夫。
今は自分が元気になることだけ考えてくれと伝える。
かなりありきたりな言葉で言ってもしゃあないと思ったけど、
意外と心に響いたそうで少しだけ元気になった。
俺がご飯を食べだすと、一緒にテーブルに座って食事を取ってくれた。
かなり久しぶり。食べたのはジャガリコだけど。

「一度心を閉ざすとみんなに心を閉ざしてしまう。どうしたらいいんだろう」
「(S先生に)話しても話しても通じない。どうしたらいいんだろう」とのことです。










2008-10-22

今朝から昼にかけて数時間眠れたよう。
眠りがかなり浅いようで、ドアの開け閉めとかちょっとした物音で目が覚め てしまう。
何度も起こさないでくれと怒られる。
食欲ない。食べたもの、ジャガリコ2本。
昨日よりはほんの若干体力がましなように見える。
目に見えて衰弱している。元気がない。
トイレに行きたくても(体力、気力ががなくて)なかなか行けないとのこ と。
いすに座って、携帯の音楽を聴いて過ごしている。
飲み物ならまだ飲める。より悪くなったら飲めなくなりそうだと本人談。
過呼吸に頻繁にあう。
手足がしびれるとのこと。
軽いフラッシュバックのようなものに頻繁に襲われるとのこと。
ここでいうフラッシュバックは、意識が幼い頃の実家に行ってしまうような もの。
以前から、日常、常に目の前に実家の部屋に

父親と母親がいる風景がみえているという症状があるが、


ここで言うフラッシュバックはそれがひどくなったようなものだと思う。

殴られるなどの虐待を完全に疑似体験してしまうものとは異なるよう。


夜になって衰弱の状態が悪くなる。
いすに座っているが、なにもできない。
全く動くことが出来ない様子。
軽くうつむいて床の一点を見つめている。
話しかけてもしゃべる体力がないようで、全く返答が出来ない
顔を俺のほうに向けるのも出来ない。
しゃべろうとするけど、口が少し動くだけで声が出せない様子。
目線を少し動かすのも大変そう。
ぐったりして座っているのもしんどいようになったので抱きかかえてベットに移す。

横になってから、激しい苦痛に襲われ出す。
苦痛に顔をゆがませて身体をまるませて必死に耐えている様子。
声が出るようになるが、出る声は、
「うぅぅぅっぅっ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハアハ ア・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぅぁぅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・ ハァっっ・・・・・・・・・」
そんなかんじの状態が数時間続いた。
本人はそうとうの苦痛で苦しいだろうし、
見ている俺も痛々しくもあり適切な対応が分からない。
後で本人に聞いたら体中が痛くてその苦痛に必死で耐えていたそうです。

昨夜は全く眠れなかったよう。
食べ物も食べていないよう。
衰弱していて疲れ切っている。体力気力ともに限界になっている。
S先生(主治医)と話したがっているがつながらない。


S先生と電話で話せたよう。






2008-10-21
見るからに衰弱が激しい。体力的にも精神的にも。

ただ座っていても、軽く息切れしているような状態。

何をする体力もないようで、

ほとんどの時間を、いすに座ってぼうっとしているかタバコを吸っている。
表情には覇気がなく、疲れ切っている。

数メートル歩くのも大変な様子。
睡眠不足と食事が取れていないこと、精神的、ストレス的なものが原因と思 う。
朝起きて、起き上がることや、顔を洗うこともとても大変そう。
起き上がって顔を洗うだけでも休みながらなので数時間かかる。
前の日は病院から帰宅して、つかれきった様子で、

朝までそれなりの睡眠がとれたよう。

だが、そのまえの二日三日は全く睡眠をとれていない。
ここ一週間ほど、食事がまったくと言っていいほど取れていない。
今日は夕飯に、焼きそば三口ほど、ウインナー半分。それのみ。
食事をとる、口を動かして、飲み込むという作業も重労働のようで、
それも、気力を振り絞って食べたように見える。
本人いわく、精神科に通院するきっかけとなった、

内科へ受診したころ(たぶん10年ほど前)の症状と良く似ているとのこと。
■悩み
自分がどの程度状態が悪くなって、辛いと言っていいか、

助けを求めていいか、病院に行ったらいいか分からない。
周りの人に、変わっている、と見られてしまうこと。

どうしてもそう思われてしまうこと。それによって生じる多くの弊害。


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